少子化や非婚化で、先祖代々の墓を 受け継ぐ仕組みが崩れつつある日本のお墓について/「これでいいの?日本のお墓」/第3話

コラム&エッセイ

散骨 編その6

「これでいいの?日本のお墓」/第3話

ジャンル:墓じまい>コラム/最終更新日:2018.09.14


「これでいいの?日本のお墓」/第3話 東京都立小平霊園
スウェーデンの匿名性共同墓地、追憶の森ミンネスルンドは国民の95%が 支持しています。
驚きと言うより現代の奇跡ですね。(詳しくは第12話)

それでは、今度は日本のお墓について少し探索してみましょう。

第一生命が2009年に行なった調査では、自分のお墓が将来無縁墓にはならないと 考えている人は約14%、大多数の人は身寄りのない無縁墓になると答えています。

同研究所の小谷みどり主任研究員は、「少子化や非婚化で、先祖代々の墓を 受け継ぐ仕組みが崩れつつあり、散骨の様に墓に入ることを望まない人もいて 死後の選択肢は多様化している。家族の形が変わってきたことが背景にあります この動きは、今後も続く」 と指摘しています。

ツタが絡み草木が覆い、根元から折れた墓石でも、遺族の同意がなければ 撤去する事はなかなか難しいのが現実です。

身寄りのない墓が増えると墓地運営が 成り立たなくなり、また新たな場所に墓地を造成すると価格が高くなります。

この悪循環を断ち切ろうとしているのが日本のミンネスルンド、小平霊園です。

2012年に募集開始、一体134,000円、遺骨を粉状遺骨(粉末化) にすればなんと 44,000円と言う価格で売り出され(管理費は無料)、日本初の公営樹林墓地としては 最高のスタートをきりました。(競争率16倍の人気)

さて 、東京都はいままでいろんな形の墓地に挑戦してきました。
一般埋葬施設から 芝生型埋葬施設壁型埋葬施設合葬埋葬施設立体型埋葬施設長期収蔵施設 短期収蔵施設一時収蔵施設---- それぞれ、お墓の形や埋葬方法がちがいます。

「いったい、どれが日本のお墓なの ?」スウェーデンの人から言われそうですね。

東京都には、もうそろそろ「日本のお墓」の方向性を決めてもらいたいですよね。
国民の95%が支持する匿名性共同墓地「追憶の森」ミンネスルンド。 申し込みが 殺到した和製ミンネスルンド小平霊園樹林墓地、結論は言うまでもありませんね。
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